現在のイタリアになるまでは、各地域毎に都市国家が群雄割拠し、それらがさまざまな歴史・文化を生み出し、現在の各地域色豊かなイタリアの魅力の源となっています。そしてそれがサッカーに代表されるような地域対抗の代弁の形での熱狂ぶりにあらわれています。

近代史のおおまかな流れ
- 1861.3 ヴィットーリオ・エマヌエーレII世がイタリア王国を建設
- 1922.11 ファシスト党のムッソリーニが政権を掌握
- 1929.2 バチカンとラテラーノが条約を調印
- 1943.7 ムッソリーニ政権が崩壊
- 1945.12 キリスト教の民主党の首班の第一次デ・ガスベリ内閣が成立
- 1946.6 国民投票で王制が廃止
- 1948.1 共和国憲法が施行
- 1962.2 初の中道左派の政権が成立
- 1994.4 キリスト教の民主党の中軸の戦後政治が終焉