1. イタリアへ

　直行便ならアリタリア航空（イタリア系）、日本航空、アエロフロート(ロシア系）が運航していて、成田空港からは14便/週、関西国際空港からは5便/週がフライトしてます。なお、中部国際空港（セントレア）からイタリアへの直行便はありません。（平成17年12月現在）

2. イタリア国内で

航空

　アリタリア航空、メリディアーナ航空、ヴォラーレ航空、エアーワン航空、アルピ・イーグル航空、エアーシチリア航空などの各社が運航している。
　注意を要するのは、ミラノには、マルペンサ空港とリナーテ空港があることです。

鉄道

　イタリア鉄道は全土に行き渡っていて便利なので、使わない手はない。

　種類：

• 主要都市間を結ぶ最速列車/イーエススター（ES）
• 主要都市間を結ぶ特急列車/インターシティ（IC）、ラピド
• 急行/エスプレッソ（EX）
• 準急/ディレット
• 普通列車/インターレッジョナーレ
• 各駅停車/レッジョナーレ
• ヨーロッパの各駅を結ぶ国際特急列車/ユーロシティ（EC）
• ヨーロッパの各駅を結ぶ国際特急列車の夜行列車/ユーロナイト（EN）
  注意点：2002年よりES（イーエススター）の全日利用には予約が必要に！
  列車の乗り降り：・日本とは異なり、予約席と自由席は分離されていない。
• 下車する場合、自動扉と手動方式で自分で開けるものがある。
  パスの利用のお勧め：より安く列車に乗れるので、賢く利用しよう。
  ユーレイルパス、ユーレイルセレクトパス、トレンイタリアパス等。

車

　ドライブの魅力は何と言っても、行きたい場所に行けることである。バス路線も充実したイタリアだが、高速料金は安いがガソリン代、レンタカー代はそんなに安くはないので、小型車が節約派には向いている。
　注意を要するのは、一般道での制限速度でさえ、日本に比べて高く、高速運転が可能なのでそのスピード感覚への適応が必要である。

　制限速度：

• 高速道路（アウトストラーダ） 130km/h
• 幹線国道（スーパーストラーダ） 110km/h
• 一般道（ストラーダ・オルディナーレ） 90km/h

3. ホテル

　イタリア国内の歴史建造物の多さ、その保存性の良さから、世界中から1年中、絶え間なく観光客が訪れる国、イタリア。さらに本国イタリア人でさえ夏季のバカンスシーズンには1ヶ月近く長期休暇を過ごすお国柄からもわかるように、宿泊施設の充実ぶりは世界でも有数の国である。